今朝の富士山。
最近毎日ピンクってます。
さて、360°VRパノラマクリエイターとして、必須アイテムとも言えるRICOHのTHETAを遅ればせながらようやく買いました。
業務的には邪道だと思っていますが、少し思うところあって使ってみようという気になりました。
選ぶにあたって、同様のカメラのうちいくつか選択肢がありましたが、王道のTHETAをチョイス。
しかも、THETA Sではなく廉価版のTHETA SC。
SとSCの主な違いは動画機能の差で、静止画の質は変わらないということで安い方をチョイス。
本当はブラックが欲しいのですが、ブラックはSのみの設定でやむなくホワイトを。
とりあえず内容確認。
先日のDxO ONEといい、最近はシンプルですね。(詳細はWEBでってことみたいです)
他にも合わせて買っておくべきアイテムを自分なりに揃えました。
まず、THETAの弱点であるレンズがむき出しになっている問題に関して、WEBで評判の良かったシリコンケース。
ストラップもセットですが、とりあえず不要。
ランプの点灯も確認できます。
さらに!
まさか自分が買うことになるとは思わなかった自撮り棒。
GoProやスマホ用のアタッチメントとミニ三脚が付いていて、THETAユーザーはこの手のセットを購入していることが多いようなので、いくつかある中から安いのをチョイス。
ちなみに、ポールが太いと写り込む可能性があるのでは?と思って、できるだけ細いのが欲しかったのですが、強度も考えてバランスが良いのがこのくらいだと思います。
ですが、念のため198円の格安で細そうなタイプも合わせ買いしてあります。(こちらはまだ届かず)
さらに、テーブル上で撮影する時に少しだけ高さを稼いで自立できるようにと思って、パーツを物色してたら良さげなのがあったので。
ちなみに、THETAユーザーの間では別の目的ですが、似たようなタイプでもっと細いのを使っている人も多いようです。
理由はバッテリーに繋いで電源を供給しながら長時間撮影するためだとか。
純正と社外品があって、社外品は半額くらいで買えましたが、私はこっちの方がカッチョよさそうだったので。
ですが、こちらは若干太いので、微妙に電源供給ができません。(電源供給を考えている方はコレを買うと失敗します)
とりあえず自立。
さらにミニ三脚を細くして立ててみる。
THETAを使うにあたり、とにかく真下の写り込みをできるだけ小さくしたいと思っております。
そして早速テストに行ってきました。
本当は二十曲峠に行きたかったのですが、工事で通行止めだったので三国峠で妥協。
まずは普段使っているシステムで撮影。
そしてほぼ同じ場所でTHETAで撮影。
THETAで撮影したパノラマはいくつかの方法で表現できますが、とりあえず最もオーソドックスなTHETAのサイトに投稿して埋め込みコードをゲット。
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA
どうでしょうか?
よ〜く見比べて欲しいです。
まず、基本スペックですが、現在私が撮影しているパノラマは原則として2,400万画素のカメラで9カット撮影し、それらをつなぎ合わせて合計の解像度がおおよそ8,000×16,000の1億2,800画素程度の巨大は写真になります。
このままでは重いので、それを3,000×6,000(1,800万画素)に落としてWEB上にアップロードしています。
ちなみにオリジナルサイズでパノラマを作成すると、どんどんズームしても画像が乱れないようになりますが、読み込みに時間がかかるのがイヤなので、リサイズしてから使っています。
対してTHETAは解像度が2種類選べて大きい方の画像で2,688×5,376の約1,400万画素。
解像度の面では圧倒的に不利です。
そして、私がTHETAの最大の弱点だと思うのは、三脚部が消せないことです。
私が初めて360°VRパノラマを見せてもらった時にまず思ったのが「なんで三脚や影などが何も写ってないの?」ってことでした。
とても感動したのを覚えています。
なので、私のパノラマは何としても三脚部を消して見た人を驚かせたい、という思いで作ってきました。(だからTHETAのような一発撮りは敬遠してきたのですが)
もう一度さっきの2つのパノラマの底をよく見比べて見てください。
ソコに私の思いが詰まってます。
ですが、THETAは欠点ばかりではなく良い面もあります。
もちろんそれは一発撮りができることです。(これは使い方によっては三脚が消せないなどの欠点ともなりうることですが)
例えば、さっきのようなパノラマは一眼レフで分割撮りが可能な状況なので、当然分割撮りの方が有利に決まっています。
ですが、下のパノラマはどうでしょう?
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA
今度は車の屋根の上に置いて撮影してみました。
分割撮りで同じようなことをしようとすると、かなり手間や時間がかかります。
三脚部分は消せませんが、そこを我慢できればなかなか面白い表現になるのではないでしょうか?
という感じで、使う前からTHETAの良い点や悪い点はわかってはいましたが、実際に使ってみないとわからない面があったのと、今後補助的には使える可能性があるのではないかと思って買ってみました。
今日は時間がないので、あまりいろいろなことはできませんでしたが、これからもう少し使い込んで面白い表現を探っていきたいと思います。
で、とりあえず帰る途中で白鳥がいい感じだったのでTHETAの機動力を活かして撮影。
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA
とか言いつつ、しっかり一眼レフでも撮ってますが。
そして今晩は風が弱かったので少し星活。
セッティングは確実に早くなってきています。
M45プレアデス星団(スバル)。
M42オリオン大星雲。
アンドロメダは根気がなくて見つけられず・・・
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