今朝の富士山。
夏になりました?
今月と来月は色々と仕事絡みでやることがあって忙しいのですが、今日はポッカリ空いた一日。
なので弟くんと溜まっているアルミ缶を溶かそうと思っていたのですが、昨晩からちょっと熱っぽくて、今朝になったらちゃんと熱がありました。
ので、せっかくの遊べる週末でしたが、子供との遊びはできません。
ってことで、この機会にBROSの作業を進めることに。
とりあえず、残っている大変な作業の一つ、チェーン交換です。
手際よく作業ができるようにしっかり準備してから作業開始。
まずは現在ついているクリップ式のチェーンを外します。
が、このクリップがなかなか外せない。
ラジオペンチで外せるらしいけど、どこに引っ掛けて良いかわからず、出鼻から無駄な時間を使いまくり。
最終的にはどうにか外せましたが、初めからわかっていれば一瞬で済む作業でした。
さらにここからプレートを外すのにも苦戦。
こちらは最終的には強引に外しました。
ってことでやっとチェーンが切れた。
次に結束バンドで新しいチェーンを繋いで入れ替える。
一周してから古いチェーンを外して、新しいチェーンを切るコマを確認。
色々やってみるけど、どうも半コマズレてる。
なので、本当は後からやろうと思っていた遊び調整部分をいじってマニュアル通りの112コマで切れる位置を合わせてみた。
お買い得チェーンを買ったので切って使うのですが、切るコマを間違えると意味がないのでかなり慎重に切るコマを考えまして。
決まってしまえばかし丸君でカット。
上手く切れました。
長さもバッチリです。
続いてこのパーツの出番。
グリスでギットギトにして装着。
プレートを圧入してから慎重にカシメます。
上手にできました。
ここまできたら最後に遊びの調整です。
先ほども少しいじりましたが、片持ち式スイングアームのチェーン調整は難しいという情報と簡単という情報がありまして。
原理的には中心軸が偏心していて、その部分をフックレンチで回すことで微妙に中心軸が前後する仕組みみたいです。
下の写真のボルトを緩めて、専用のフックレンチを隙間に突っ込んで軸を回せば調整ができます。
個人的な感想ですが、一般的な両持ち式のスイングアームよりもずっと簡単に調整できます。
ただし、思っているよりも少ない回し方でもかなり動くので、実際にはグイグイ回すという感じではなくて、ちょっとだけ回せば十分調整できる感じです。
片持ち式スイングアームはいろいろと合理的に考えられていると実感しました。
ってことでチェーン交換完了!
まだ時間に余裕があるので、次に面倒な作業と考えられるテールカウルのヒビ修正をしようと思って、テールカウルとテールランプを外してみる。
前オーナーの言ってた通りテールランプはLEDになってました。
そしてヤフオクで割れてないテールランプを購入済み。
バルブもついてきたけど、LEDになっている方を使ってレンズだけ交換。
続いてテールカウルのヒビを修正します。
治したいのは2ヶ所。
ここと、
ここ。
いざ作業を始めようと思ったら、元々少なくなってたプラリペアの液体が蒸発して無くなってました。
チーン。
ってことで、ホームセンターを回ってみたけど売ってなかったので諦めてネット注文。
せっかく時間があるのに作業ができないのはもったいないので、何かできることを、と考えて、どうせいつか外すことになると思っていたウインカーの音が出る装置を取り外すことに。
配線コネクター?(って名前?)で割り込みされていたので、これを外すと配線に傷(ダメージ)が残ってしまいますので、黒い熱収縮式の黒いチューブを付けてみたけど、これで少しは守られるのかな?(ダメージがある部分の配線を変えるとか、ギボシに変換するとか、大袈裟なことはしたくなかったので、これで妥協します)
ってことで外しました。
んで、これをジョルカブに取り付ける作業までやってしまうことに。
ちなみに、ジョルカブのウインカーは元々フリック音(カチカチ音)がするのですが、それはリレーと一体型になってまして。
でもウインカーをLEDにした際に、そのリレーは使えなくなってLED専用の音の出ない(極めて安い)リレーに交換しているのです。
そしてジョルカブにはターンシグナルインジケーターがないので、日中はウインカーが点きっぱなしになっているのに気付きにくいのです。
ってことで、せっかく音が出る装置が手に入ったのでジョルカブに取り付けることにした次第。
配線は配線図を見ればなんとなくわかりますが、メーターカウルが外せなかったのでかなりせせこましい場所での作業で大変でした。
そして、自分のミスだと思うのですが、最終的にはマイナス配線が2本になってます。
実は初めはマイナス配線は右か左のどちらかのマイナスにつなげば問題なと思っていたのですが、実際に取り付けてみると片方しか機能しない。
ってことで、分岐させて両方のマイナス線を使うようにしたのですが、その作業が終わった後で初めに点かなかった方のカプラーが外れていたことに気づきました。
でももう元に戻すのも面倒なので、配線1本多くてゴチャ感がありますが、そのままで詰め込んで締めました。(多分マイナス配線は左右のどちらか1本だけでいけると思います)
ちょっと試走してみたけど、かなりいい感じでウインカーの消し忘れはなくなりそうです。
ところで、この作業の時に現在接触の悪い4速インジケーターの周りをチェックしてみたけど、あまり改善していなかったので、もっとエンジン寄りのどこかで接触が悪くなっている場所があると予想。
エンジン周りはカウル外さないとアクセスできないので、今日はもうやめました。
あと、作業していて何ヶ所かパーツが割れてたりするのにも気づきました。
まあ古いバイクですから仕方ないですが、できるだけ長く乗れるようにチマチマと修理していかないとですな。
今日は予定外に時間ができて、有意義に使うことができました。
片持ちのバイクは所有したことありませんが、チェーン調整の構造上、スプロケを大きくしたり小さくしたりして、減速比調整した時に車高が変わってしまうネガがあるので、レースでは運用しにくかった様です。
その影響を小さくするため、長さ違いのチェーンを何種類も持ってたとか
確かにそう言ったネガ情報を散見しますが、素人の私にはそんな違いはわからないかと思ってます。
そもそもスプロケットを変えるなどということもしないと思いますし。
そして、ネガ情報がありながらも、過去にはホンダもDUCATIも片持ちで強かった時期があったという事実があるので、メリットも大きいのではないかと思うんです。
ちなみに、両持ちのチェーン調整ではリアホイールを引っ張ってチェーンの弛みを小さくする原理ですが、その場合にはスイングアームが長くなったり車高が変わったりという変化はないんですかね?
直線上の移動なら変化ないのかが私にはよくわからないです。
まあ、いずれにしても素人の私が公道を走る上では全く違いがわからないとは思いますけど。
ピンバック: BROS完全LED化 | としろぐ
ピンバック: 怪我の功名? | としろぐ