今朝の富士山。
昨晩は雨でしたが、朝には雨もあがって少し富士山が見えてきました。
さて、また星ネタですが・・・
先日岩手で酔っ払いながらペルセウス座流星群を狙った時のことです。
最終的にはレンズが結露して諦めたのですが、前半に撮れていたカットを見直していたら流星かと思われるカットがありました。(写真はクロップしています)
かなり強力に光っているのですが、実は前後にも同様の写真があり、この光跡が写っているものだけを比較明合成してみると・・・
なんかカッチョいい。
この時の撮影データはシャッタースピードが15秒で3秒空けて再び15秒のシャッターの繰り返しでした。(インターバル撮影でインターバルを18秒、シャッタースピードを15秒)
つまり、この光跡は120秒(2分)ほど見えていたことになり、流星とは考えられません。
ただ、前後の光跡がテーパー状になっており、飛行機でもないだろうと思ってハヤブサ関係の詳しい方々にお聞きしたところ、人工衛星のフレアだろうというお答えをいただきました。
人工衛星自体も回転するらしいのですが、そのタイミングで太陽光パネルで光をたくさん反射することがあるそうです。
で、自分でも調べると結構写るみたいです。
ただ、始めの写真のように1枚だけみる(撮る)と流星が撮れたと思い込んでしまうこともありそうですね。
参考までにクロップ前はこちら。
ちなみに流星もなんとか写っているのがありました。
左下の光は幻想的にも見えますが、近くを走っていた車の明かりです。(これで結構ダメカットが多かった・・・)
で、クロップ。
15秒のカットの中に写っていたものなのでおそらくこっちは本当の流星ではないかと思います。
宇宙はわからないことだらけですな。
面白いけど。