今朝の富士山。
山頂に雲がかかってますが・・・
昨晩なんか届いた。
昨日調べた時には(14日時点で)ロサンゼルスだったのに、一気にワープしてきた。
それでは作業を始めましょう。
大きな箱に入っていたパーツ確認。
これらを使ってフォーサーズ用のSAMYANG7.5mmフィッシュアイレンズをSONYのEマウント用にします。
まずはマウント側から。
付属のドライバーでマウントを外す。
Eマウントに交換してネジ止めする。
以上、終わり。
簡単。
ですが、SAMYANG7.5mmはフォーサーズでは対角魚眼レンズです。
これをフォーサーズよりも大きなAPS-Cセンサーに使うと、イメージサークルがセンサーよりも小さいので、対角魚眼と円周魚眼の中間のような中途半端な画角になります。
つまり「より広く」写ることになるので、フォーサーズの時には写りこまなかったレンズフードが写ってしまいます。
ので、レンズフードも短いものに交換する必要がでてきます。
もちろんこれも付属。
この作業はレンズ回りなのでちょっと緊張。
まずはプレートを外しますが、これが両面テープでくっついているので、結構原始的な方法で無理矢理剥がします。
さらにネジ止めされているレンズフードを外す。
グリスみたいな液体が塗ってあった。(ベタベタに見えますがサラサラです)
この時点で「大丈夫か?」的な絵面になりますが、付属の短いレンズフードをつけると少し安心。
ネジ穴の精度がイマイチでちょっと苦戦しましたが・・・
さて、ここからは説明書から外れて個人的な作業です。
前もって注文してあったマットブラックのカッティングシートをレンズプレートと同じ形に切る。
ちなみに、車用のカッティングシートの色サンプルみたいなので10cm×10cmで各色入って100円(送料別)で買えました。
本当は専用のモノとかもありそうですが探せなかったし高そうなので。
これを剥がしてあったプレートに貼り付けてから、そのプレートを元の位置に戻します。(右の3つはお払い箱になるパーツ)
これでプレートから文字がなくなり反射も少なくなるので、水中用のハウジングに入れた時にポートの裏面で反射して文字が写り込む可能性が減る。
かも。
以前にCanonのワイドレンズの時に光の加減でレンズの文字が写り込む経験があったので予防策です。(といっても、機材の組み合わせとかの問題も大きから気休め程度ですが)
まあとにかく、思ったよりもうまくできました。
せっかくなので記念撮影。
ここまできたら、ついにカメラにマウントできます!
パッと見純正っぽく見えないこともないけど、SONY+SAMYANGです。
ハウジングにも入れてみる。(もうメーカーごちゃごちゃだ)
ポートもつけてピースもしてみる。
さて、カメラはやっと形になってきましたが、ここまで実際にやってみないとわからなかったのが画角です。(前例がないですから)
ここからが本当の手探り作業の始まりですが、まずは陸上で画角を確認してみました。
ハウジングに入れないで撮影。
ちょっと油断するとグリップを持っている指も写り込みます。(左右で180°)
で、ハウジングに入れて同じような位置から撮影してみました。(目見当でしたが、もう少し前だったかも)
前もって予想はしていましたが、ハウジングのポートにケラれます。(どれくらいケラれるかはデータがないのでやってみないとわからなかった)
さらに、上下にポートのフードが写り込んでいますが、このフードは始めから外してしまう前提です。
そしてダイバーなら常識ですが、これを水中にもっていくとさらに画角が狭くなります。
どんどん画角が狭くなる中で、どのようなセッティングにすれば良いのか、これから試行錯誤が始まります。
でも今日はここまで。
そして、一緒に届いた小さい方の箱にはローテーターが入っていたのですが・・・
ナント!?
予想外に下側の真ん中にネジ穴がない!!!
そんなの疑いもせずに三脚ネジに接続できると思っていたのに、これは大きな計算外です!
ゴールへの道のりはなかなかに険しい。
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