本日の富士山。
朝から天気悪い感じだったけど、日中は青空も見えて梅雨明けっぽい感じになった。
はい。
先日長距離運転にて受け取りに行ってきたバイクです。
HONDA GIORCUB 「ジョルカブ 」(AF-53)。
受け取り後にちょっと色々と問題があったのですが、今日から軽く整備をします。
そもそもなんでこんなバイクを買ったかと言いますと・・・
普段の足に使いたいからです。
今持っている他のバイクは完全に「走る」ことを目的としていて、実用性は薄いです。
かと言って、プールに行ったり買い物に行ったりする短距離の場合には車よりも原付(スクーター)の方が何かと便利です。
ウチの駐車場事情を知っている方ならわかると思いますが、すぐに車が出せない時があるんです。
また、5分程度しかかからないところまで行くのに、車のエンジンかけてエアコンフルパワーにして・・・
というのは環境にもよろしくないかと。
さらに、車(XV)の走行距離が毎年10000km程度なのですが、このラインで任意保険の金額が変わるので、できれば平均して毎年10000kmを下回りたいと考えており、距離などを計算するとプール通いに原付を使えば、車の年間走行距離がかなりいい感じに落ち着きそうなんです。
と、大義名分を掲げましたが、実際ちょっと出かける時にもバイクに乗りたいだけなんですけどね。
しかも、ただのスクーターでは面白くない(というか、そもそもニーグリップできないバイクは苦手な)ので、色々と調べていたらジョルカブというバイクを発見。
ジョルノというスクーターとスーパーカブを合体させ、スクーターの車体にカブのエンジンと駆動系を載せ、足でギアチェンジができる変わったバイクです。
そして名前も文字通りニコイチでジョルカブ 。
ホンダさんちょっと悪ふざけが過ぎませんか?
っていう面白いバイクです。
一応カブのエンジンだし、名前にカブが付いているので、私も30年以上バイに乗ってきて、とうとうカブ主になることができました。
で、このバイクをヤフオクで落札する時に出品者コメントで「譲渡証明書出します」ってなってて、自分でもネットで調べたらこれで登録できそうだったので、思い切って落札して自分で受け取りに行ってきました。
ところが、富士吉田市役所では譲渡証明書に加えて廃車証明書などが必要と言われ、登録できませんでした。
確かに市町村によっては譲渡証明書だけで登録できるところもあるのですが、富士吉田市ではNOだったのです。
そこで、出品者にお願いして販売証明書を出してもらい、昨日それが届いてやっと登録できてナンバーをもらえました。
ので、走り出す前に一応一通り簡単に整備をしておくことにしました。
今回はいつものように「安いだけ」のものではなく、完全に足として使うので、手間をかけずにすぐに走り出せる車体を探していたので、相場よりも少し高めのものを落札。
ってことで、まずは状態を確認します。
右側から。
出品者によれば塗装業者によるつや消しダークグレーの塗装がされているとのこと。
もちろんガソリンがかかっても大丈夫なウレタン塗装であることを確認済み。
確かに今まで安いだけで買ってきたバイクとは違って小ぎれいです。
が、さすがに古いだけあって所々ハゲがあります。
元々は赤いバイクだったようで、下地の赤が見える場所がチラホラ。
でも、それを気にし出すと全塗装の方向になってしまうので、あまり細かい部分は見なかったことにします。
ジョルカブの特徴であるカブのエンジンが納まっているので、中央部が盛り上がっています。
網の中にはカブのエンジンが。
Fタイヤはヒビがあって交換推奨されていました。
ってことで、すでに注文済み。
塗装とミラー以外は純正とのこと。
マフラーも大変静かです。
シートは茶色に張り替えられています。
これもいい感じ。
左側。
網の部分が破れてます。
左足の部分にはチェンジペダルが。
かかと側のゴムパーツ欠損。
Fタイヤ左側。
スクーターでは普通なのかもしれませんが、サスペンションがちょっと変わった構造?で、フロントを沈めると前足が折れた感じがして変な気持ち。
そして、駆動系も一般的なスクーターとは異なります。
エンジンがフレームにマウントされ、スイングアームでリアタイヤをつなぎ、チェーン駆動。
つまり普通のバイクと同じ構造。
ちなみに一般的なスクーターはリア駆動系はエンジンやタイヤを一つのユニットとしてくっるけてあるだけで、エンジンごとサスペンションに乗ってる感じです。
そしてカブのエンジンを乗せることで、メットインスペースが狭くなり、半キャップしか入らない。
正面。
外装はジョルノと全く同じです。
が、どちらも古いバイクですので、すでにレトロ感があります。
リアビュー。
こちらもレトロ感満載。
メーターパネル。
緑のランプはニュートラル、青いランプは4速に入っている時に点灯します。(ハイビームインジケーターやウインカーインジケーターは付いてない)
走行距離は5000km台ですが、4桁メーターなので1周したらまたゼロになるため実走行距離は不明。
そしてライトオン。
今回調べてわかったのですが、原付の多くはヘッドライトとテールランプの消費電力でバッテリーに負荷がかかるのを避けるため、ジェネレーターから直接電源を取っているようです。
ので、アイドリングではかなり暗く、エンジンを回すと明るくなります。
この辺りもLEDにすべきかどうか悩み中。
ハンドル周りは予想以上にシンプルで綺麗でした。
文字がプリントではなく彫ってあるのが古い感じでGOOD。
と、とりあえず購入時の写真を撮りつつ状態を確認したら、早速整備していきます。
と言っても、今日は時間もあまりないので外装のプラスチックパーツを外すだけ。
まずは作業前。
まあ、すでに入手済みのサービスマニュアルに沿って作業するだけですが。
プラスチックパーツを外していくと、随所に割れ、欠け、修正跡などがありました。
これは一例です。
また、サビなども目立ち、バラせばバラすほどキレイにしてやりたい欲求が出てきます。
が、ここで凝り出すとキリがなくなるので、今回は足として使うことが目的であることを忘れずに、あくまでも必要最小限の整備にします。
とりあえず今日確認した感じですが、外装パーツは可能な範囲で補修をするだけ。
エンジンやキャブレターは特に問題がなさそうなので清掃程度かな。
そしてヒビ割れているFタイヤは交換。
あと気になったのが前後のショックのサビ。
これはそのままにしておくのはちょっと心配なので、ショックだけは交換しようか検討中。
と、こんな感じですが、とにかくさっさと作業を済ませて足として使いたいので、バイクいじりの中では最優先作業にします。
そして、そのあとはこの夏最大の難関であるSRX600(2NX)の車検が控えてます。
夕方からはプール。
仕事前に1000mだけ20分切りを意識して泳いでみました。
ラップで30秒超えたのが5回ほどありましたが、この感じだともう少し頑張ればオール20秒台いけそうですな。
次の機会にチャレンジしてみよう。
んで、帰りにはすっかり晴れて富士山もクッキリ。
完全に梅雨明けの空な感じでした。
ピンバック: ジョルカブ Fタイヤ交換 | としろぐ
ピンバック: どうする?ジョルカブ | としろぐ