今朝の富士山。

霧雨。
今日は今年初潜りなのに・・・
まあ、天気ばかりは仕方ないので諦めて出発。
途中、御殿場や三島は大雨でますますテンションダウン。
でも目的地の土肥に着く頃にはなんとか雨が上がった。
ちなみに、土肥に近づくと珍しくBuellと何台もすれ違った。
毎年行っている土肥の駐車場でBuellミーティングがあったみたいで、数十台のBuellが停まってた。
なかなか見ない光景なので写真撮りたかったけど、雨が止んでいるうち潜ろうと思い、先を急ぐ。
さて、今回のダイビングの目的は、
①来週のロケをウェットスーツで潜る予定なので水温に耐えられるか実験
②以前にヤフオクでレンタル用にと思って購入した重器材の動作チェック
③この時期にだけ見られる人気の海の森を見てみたい
④買ったままなかなか出番が来ないビデオカメラの練習
などです。
ポイント到着。

なるほど、噂通りのマメタワラ(海藻)が広がっております。
セッティング場所から見るとわかりやすい。

夏になると全くなくなってしまうのに、春先から今くらいまでマメタワラの森ができています。
いつも目の前を通っている木がビワだった。

ではエントリー。
1本目はコンデジだけ持ってロケハン的に潜ってみる。

森だ。
日差しがないのが残念ですが、水面に波がないので、かなり幻想的です。
が、エントリー直後にDCのバッテリー切れが発覚。
ソーラー充電なので2本目には復旧したけど、1本目は水深も時間もわからなくなって、ややストレスダイビング。
あ、ちなみにスーツは2mmのショートジョン+5mmワンピ+フードの装備で潜りましたが、全然寒くなーい。余裕だぜ。
マメタワラは海藻(海草ではない)なので、栄養を吸収するための根を伸ばさず岩にくっつくための盤状根があります。(コンブやワカメと同じ)
なので(たぶん)砂地には生息することができず、岩などの固いものに生えると思われるので、この土肥(通り崎)では砂地はそのままで岩場だけが森になります。
なので、境目がハッキリとして面白い。
中性浮力をしっかりと取って浅い場所を泳ぐのが楽しい。

砂地にウツボ発見。

透明度が良いので、沈船まで降りてみる。

ニザダイの群れがやってきた。

あとはいつも通りアカオビハナダイなどがキレイだったけど、他のチームが来たので退散。
と、この辺りからストロボを固定しているボルトが緩んでストロボが外れた。
六角レンチじゃないと締められないので、片手でカメラ、片手でストロボ、と、ストレスマックスな状態になってしまいました。
いい感じのクマノミ発見。

今日の主役マメタワラとケヤリムシ。

オニカサゴ?

DCがないので、ビビって浅いところばかり。

ちなみに、見慣れない魚の群れが目立ちました。(上の写真)
遠目に見るとアジっぽいけど、近づくと黄色い部分や鱗の質感が全然違うし、よくみると形もアジではない。
確かこんな感じでムツって魚がいたような・・・
と思っていたら、やっぱりムツの幼魚らしく、この時期にはたくさん見られるそうな。
そしてEX。
現地サービスさんの努力によって、EXのラダーまで森を切り開いてトンネルができているんです。

これがとても良い雰囲気です。
日差しが入ればめちゃくちゃ絵になりそう。
ってことで、1本目終了。
この時点で、
①ウェットスーツで問題なく潜れる
②重器材は問題なし(1つバックルが付いてないことに気づいたので後日補修します)
③海の森に感激
④ビデオの練習は2本目
⑤コンデジのストロボが外れてストレスマックス
⑥DCの電池切れで窒素管理ができてない
という状況です。
が、もちろん2本目も潜りました。
休憩中にDCのバッテリーは充電完了。コンデジは置いてくのでストロボのストレスもなし。
ってことで、2本目は1本目のストレスを解消してのんびり潜れました。
沈船に行こうとしたら濁っていたので、深い方は諦めて浅場でタラタラと潜り、気づいてみたら97分でした。
でもやっぱりビデオは難しい。
明日以降に編集してまた紹介したいと思います。
いや、それにしてももうウェットスーツで全然潜れますね。
今年は早くから始動してたくさん潜ろう。
帰ってきたら山頂見えてた。
