本日の一枚。
8℃でも頑張る。
今日も寒いです。
しかも雨。
でも、今日はまとまった時間が取れるので作業をします。
SDR4がNに入らない件。
現状を確認すると、1速→2速、2速→1速にはスムースに動きますが、途中でNに入らない。
どのくらい入らないかというと、とりあえず車体が完成して試運転のために1速に入れた時から全く入りません。
ネットで情報を漁ってみましたが、同じ状況のトラブルはなかなかありません。
んで、クラッチやミッションの仕組みを動画で学習してから、1〜2速の間で止まらないのはここが悪いんじゃないか?
という目星をつけて作業に入ります。
でも、実際に確認しないとわからないので、作業時に交換することになっている消耗パーツだけ入手してから作業開始です。
まずはクランクケースカバーを外すべく、ボルトを抜いていきます。
様々な長さがあるので、間違えないようにこうしておきます。
が、1箇所だけクリアランスが無くて抜けないボルトがありまして。
でも、ここまで抜けていれば、他のボルトを全部外した後でこのままカバーを外すことができます。
ちなみに、ボルトを全部抜いてもクランクケースカバーが固着していてなかなか外れず、プラハンでコツコツと叩いてようやく外れました。
CG125でジェネレーター側は何度も開けているけど、クランク側を開けるのは初めてなので緊張します。
サービスマニュアルに従ってまずはクラッチスプリングを外す。
なんか半分だけテキトーに塗装してある感じです。
次に重なっているプレート類(クラッチプレートやフリクションプレート)を外すとクラッチボスという部品にたどり着きます。
これを専用の工具で外すとプライマリドリブンギアが現れる。
プライマリドリブンギは簡単に抜けます。
ここまで来たら、個人的に怪しいと思っている箇所にたどり着けます。
それは、セグメントと言われる星型の部品。
この星型のギザギザの凹みが各ギアに割り当てられていますが、手前に見えている三角部分だけ頭が凹んでいます。
ここがニュートラル位置で、その両サイドの凹みが1速と2速。
1〜2速間を動くのに真ん中で止まらない(Nに入らない)ということは、ここに何らかのトラブル(窪みが浅くなってるとか?)が出ているのではないかと考えました。
が、ここまできてこの部分を何度かいじっている(手で回している)と、Nを含めて、なんとなく全てのギアにそれなりに入るようになってしまいました。
セグメントの下にあるローラーが凹み部分にハマることで各ギアが確定するみたいですが、時々三角頭の途中で止まってしまいます。
でも、そんな時はギアを動かしたりすることで収まりがいい部分になります。
これは実際に運転していても全く同じことが言えますよね。
1速。
ニュートラル。
こんな山の上の部分だからNは入りにくいじゃないか?
Nも他のギアと同じような窪みにはできないのかな?
ちなみに、この部分、右側の山が削れて滑らかになっているように見えますが、どうも初めからこの形っぽいような感じなんですよね。
そして、左側の山は鋭くなっているので、1速→Nの方が入りやすいような気もしますけど・・・完全な素人考えです。
2速。
3速撮り忘れて4速。
5速。
6速。
何度かガチャガチャやってみたのですが、特に問題なく入ってしまいます。
ホントはNの窪みが摩耗などしていれば決定的だったのですが、そんな雰囲気もありません。(と言っても、新品がどうなってるのか見たことありませんけど)
ネット情報では、ミッション内部は滅多なことでは壊れないということなので、もしトラブルがあるとすれば、今日開けた中にある可能性が高いようです。
そして一番疑わしいのがこのセグメントだと思っていたのですが・・・
他の部分はオイルポンプなど、変速機にはあまり関係がなさそうですし。
という訳で、根本的な原因究明ができてないのですが、確実にニュートラルに入る感じになってしまったので、消耗パーツだけ新品交換して元に戻すことにしました。
ガスケットのこびりつきを剥がすのがメチャクチャ大変でかなり時間がかかってしまいましたけど。
久しぶりにNランプが点灯してホッとしました。
最後にオイルを入れて本日の作業は終了。(サイレンサーを外してあるので試運転はできない)
あとはオイル漏れがないことを祈る。
そんなこんなで午後のプールの時間になり、いつも通り仕事前に2000m泳ごうと思ってプールに行ったのですが、泳ぎ始めたら、人が足りないのでもう1コマ前倒しで入ることになり、なんとも中途半端な800mで終わってしまいまして。
1000m単位にしたいので、仕事の後で100m×2本泳いできました。
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