SDR4公道デビューーーー！！！

今朝の富士山。

早朝は見えてたけどその後は曇天。

今日は午前中だけ時間があるのでいじる。

まずは先日ボルトの頭が大きくてクリアランスが取れなかった部分。

頭の低いボルトに交換。

ほんの僅かな違いですが、これなら（ギリギリ）問題なく取り付けられました。

ちなみに、少しススが漏れていた接続部には液体ガスケットを塗っておきました。

これで完了。

停車時にはニュートラルに入ることを確認。

エンジンも問題なく始動。

ついに走り出せるか！

と思って1速に入れたら、また以前と同様の現象。

チーン。

一応自分の考えとしては、ニュートラルに入らなかった件はクラッチカバーを開けて確認したけど、特に異常は見つけられず、そのまま戻したけどその際にはちゃんとギアチェンジが問題なくできました。

そして走り出すとストールしてしまう件については、サイレンサーの背圧がほとんどなくてトルクが得られないことでストールしていたのではないかと考えて、インナーバッフルをつけてみたわけですが。

結果は変わらず。

さてどうしたものか。

この後畑仕事に呼ばれて手伝いながら考えました。

最悪はトランスミッションに不具合がある可能性はあるけど、絶対にそんな大きな問題ではなく、経験的に、思っている以上に単純な問題の可能性が高い。

という前提で考えまして。

もしかしたら、スプロケットとかチェーンのあたりに自作のチェーンスライダーが関係して何か問題があるのでは？

と考えて、メンテナンススタンドに立て、スプロケカバーを外してエンジンをかけてチェーンやタイヤの動きを確認してみることにしました。

そしたらですね。

ちょっと違和感を感じたのです。

何が違和感かと言うと、ギア比というか、タイヤの回転速度というか、何か合ってないような・・・

具体的には（ニュートラルには入らないけど）1速よりも2速、2速よりも3速と、ギアを高速にあげるとタイヤの回転が遅くなるような気がしたのです。（全てアイドリング状態）

そこでガチャガチャと変速させていると・・・

お！？

ニュートラルに入ったぞ？

しかも自分ではニュートラルと思ってない場所で。

勘のいい方はもうわかったかと思います。

私もこの時点でピンときました。

シフトロッドの取り付けが上下逆なのでは？

でも、そこは確か自分でも取り付け時に十分確認していたハズなんだよなぁ。

と思って、もう一度確認。

セローのシフトロッド。

軸の上についてます。

そしてSDRのシフトロッド。

これも軸の上側についています。

が！

シフトペダルとつながっている部分がセローとSDRでは逆だったのです。

セローではかかと部の上、SDRではかかと部の下についているのです！

セローの場合、ペダルを踏むとシフト軸が前回転、SDRの場合は後ろ回転になります。

もちろんそれぞれのバイクではトランスミッション部で問題なく動作するようになっているハズですが、セローのエンジンにSDRのシフトペダルを取り付けると回転方向が逆になるんです。

つまり、逆チェンジペダル状態になっていたと。

うーん、でもこれも取り付ける時に確認した覚えがあるんだけどなぁ。

とは思いつつ、上下逆転させてみた。

完璧です。

あっけなく問題解決。

要するに、今まで1〜2速でニュートラルに入らないとか言ってましたが、それは5〜6速で動かしていたということ。

さらに走り始めようとするとトルク不足でストールするのは6速だったから。

そりゃそうだ。

ってことで、赤っ恥をさらしましたが、これで問題なさそうなので思い切って試走してみることにしました。

時間の都合で10kmほど、最大速度60km/hほどでテスト走行しました。

停止状態からのスタートで若干回転のもたつき感がありますが、それ以外は特に問題は感じられませんでした。

ビビってるのでそれほどスピードは出していませんが、問題なく走れそうな予感。

あとはミラーが見づらいとか、ホース類の材質とか、ボルトの緩みとか、細かい不具合は出てくると思いますが、それは走りつつ修正していけば良いこと。

ってことで、長かったし、アホなことが多かったけど、とうとう公道デビューを果たすことができました！

あ、音量はバッフルをつけたことで少し大人しくなりましたが、音量に関しては思ったほどの効果はなかったような気がします。（低速トルクは太くなってると思いますが、今日までアホなことやってたので比較ができません）

倉庫だとなかなか左サイドが撮れないので。

うむ、カッコよろしい。

ってことで、バタバタと午前中が終わり、そのまま夜までプールでして。

今日の2000m。

今日は公道デビューできたからか、気分的にも気持ちよく泳げてタイムもまずまず。