今日の富士山。
朝から雨だったけど、夕方になって見えてきた。
午前中は田んぼの手伝い。
昨日、富士北麓で新型コロナウィルスの感染者が出たことにより、明後日の登校日がなくなりました。
全くもう。
さて、先日オイル漏れが発覚したCG125ですが、困っていたところに救世主が現れました。
同じバイクをいじっていてブログにしている方にコメントで情報を求めたら、すぐにFacebookで必要な部分の抜粋を送ってくれて、さらに後日、パーツリストとサービスマニュアル(英語)のPDFを郵送で送ってきてくれました。
見ず知らずの私にこんなに親切にしてくださるなんて、バイク乗りはカッコイイ!
ってことで、怪しい部分の純正部品を手に入れることができました!
そしてパーツが届き次第作業開始。
まずは入れたばかりのオイルを抜きます。
次にフライホイールを外すのですが、いきなり外し方がわからない。
真ん中のナットを回せば外せる構造ですが、フライホイールも一緒に回ってしまうのです。
実は、この時点でリタイアしたのが4月30日のことでした。
そして、マニュアルを見たりネットで調べたりして、すぐに必要な道具を注文していたのですが、コロナとGWのせいで、なかなか届かずに今日になってやっと作業再開です。
フライホイールを外すには、フライホイールが回らないようにしなければなりません。
ユニバーサルホルダーもしくはプーリーホルダーと呼ばれる道具が必要です。
私はプーリーホルダーを購入。
これで中央のナットを回すことができ、ナットを外すことができました。
が、しかし、フライホイールがガッチリはまっているのでナットを外しただけではフライホイールを外すことはできません。(後でわかります)
そこで、ネットで調べるとフライホイールプーラーという道具が必要なのですが、「プーラーって何よ?」と思っていたら、PULLERのことでした。
要するに引っ張る道具ってことですね。
原理は単純でフライホイールの内側に切ってあるネジ(逆ネジ)にPULLERの外側のネジを入れ、PULLERの内側のネジを押し込んでいくことで、軸に垂直にフライホイールを引っ張ります。
かなり力を入れないと回らないのですが、思い切ってやると「バキッ」っといって外れました。
やっとジェネレーターが現れました。
このコイルのことをジェネレーターって言うと思っていたのですが、英語のマニュアルにはSTATORと書いてあります。(ステーターコイルとも言うみたいです)
ここまでくれば力は要らずSTATORが抜けます。
そしてついに、問題と思われるOリングとオイルシールにたどり着きました。
このオイルシールが手強くて、出来るだけSTATORに傷をつけないように、マイナスドライバーでこじりながらなんとか外しました。(実際にここが一番時間がかかりました)
注文してあった新しいパーツを入れます。
ネット情報では、このオイルシールを入れるのも大変というような情報もありましたが、指で押しただけで入りました。
せっかくなので、なかなか見ることのできないクランクシャフトを記念撮影。
ここで、クランクシャフトにテーパーがかかっているのがわかりますか?
実はこのテーパーがかかっていることで、フライホイールがガッチリと奥まで入って固定されています。
そのため、外すのにPULLERが必要だったんです。
ところで、よく観察していると下の部分にドレンの通路みたいなのがありました。
前回確認した時にはガスケットに筋が入っていたように思っていたのですが、これはやはりドレンでしょう。
ここにオイルが入ってきたら、下から抜けてオイル漏れがわかるようになっているのではないでしょうか?
ってうか、ガスケットがシルバーになっていてわかりづらい。
さて、あとは元に戻していくだけです。
この時、クランクシャフトにあるWOODRUFF KEYという部分にフライホイールを合わせなければちゃんと入らないようになっています。
これはエンジンのタイミングがズレないようにしている構造でしょう。
そして、外した時と同じようにプーリーホルダーを使ってナットを締めます。
規定トルクは65N・m。
なかなかの締め付けですが、このためフライホイールがテーパーに食い込んでガッチリハマるんですね。
そのあとはガスケットを剥がしてみたのですが、これがこびり付いていてなかなか大変でした。(まだ完全に剥がれてない)
ちなみに、ガスケットだけが注文が遅れてまだ届いていないので、今日の作業はここまで。
最後にエンジンオイルを入れて、ガスケットが届くまで漏れないか確認したいと思います。
と、今日はしっかりバイクをいじって楽しかった。
そして、実は先日、同級生のバイク仲間と話が盛り上がって、また新しくポンコツを買って整備やカスタムを楽しもうじゃないかという話に。
どうせコロナでなかなか外出もできないので、この際思い切って話に乗っちゃおうと思ってます。
そちらもお楽しみに。
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