富士吉田市教育委員会に物申す


今日の富士山。

朝から曇天で見えたり見えなかったり。

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今日は一言、言わせていただきます。

現在コロナ休校で学生のいる家庭は大変だと思います。

そんな中、先日富士吉田市教育委員会から連絡があり、CATV富士五湖(地元のケーブルテレビ局)の協力の元、放送による学習支援の連絡がきました。

詳しい放送内容は書かれていませんでしたが、各学年(小学生は)20分の放送で、4月27日から5月6日まで毎日放送予定とのことでした。

正直、「やっと、動いてくれたか」という印象でしたが、早速昨日子供と一緒に観てみました。

内容は台本を読んでいる感がありまくってはいますが、一応TV放送用に撮影や録音がされていて観やすい映像と音声でした。

途中、CATVのCMが入るのは止むを得ないと納得。

知っている先生がTVでしゃべっているので、子供達は楽しく観ることができ、毎日放送なので「明日はどの先生かな?」など、休校中の楽しみができた感じがしました。

そして、翌日の今日も時間になったらTVを付けてスタンバイ。

ところが、昨日と同じ内容が放送されていました。

ママ友に連絡して聞いてもらったら、ナント!5月6日まで毎日同じ放送をするとのこと。

また、CATVが観れない家庭があって平等性にかけるという問題が出ているとか。

なにそれ?

1回目の放送はツッコミどころ満載だったけど、毎日放送してもらえるなら十分と納得して観ましたが、まさか同じ内容を繰り返すとは。

ハッキリ言って、提供する側(教育委員会とCATV?)は内容よりも、「放送をしました、ちゃんとやってますよ」というアピールと放送のクオリティにこだわっているとしか思えない。

肝心なのはそこじゃないでしょ。

毎日家にいて大変な子供たちが勉強に意識を持っていてもらうことじゃないんですか?

毎日たったの20分間、同じ内容の放送をして、観てもらえると思ってるんですかね?

また、CATVを見れない家庭のことを気にしてますが、それよりもスマホがない家庭を探す方が難しいんじゃないでしょうか?

何が言いたいかというと、提供側と私たちの見ているゴールが違うんですよ。

例えば、今どきYoutubeを見れない環境はないと思うんです。

しかもオンデマンド(観たいときに観れる方式)なら、放送時間にこだわることなく、好きな時に観れるんです。

そして、何よりも子供達は毎日違う映像を観たいんですよ。

だって、普段Youtubeをどうやって観てるかなんて、親なら知ってます。

ましてや先生方ならなおさらです。

例えば、生徒のいない教室で授業(エア授業)をして、それをホームビデオやスマホで撮影して、無編集でそのままYoutubeにアップロードすれば授業時間程度で作業完了しますよね。

それなら毎日どころか毎時間でも授業を受けられるんですよ。

実際の授業中にセリフを噛むことなんて当たり前だし、映像のクオリティよりも内容の濃さの方がよっぽど大切だと思うんです。

Youtubeを観るのは良くなくてTV放送ならOKなんて思っている人がいたらアホですよ。

今こそ体裁やテレビ局のクオリティやCMなんかじゃなくて、本質的なことをして欲しい時なのに、こんな時まで公務員らしくしなきゃダメなんでしょうか?

と、本当にがっかりした内容だったので言わせてもらいました。

各方面の立場から反論はあるかもしれませんが、とにかく今何が必要で、どんな行動が大切かを理解して欲しいので、炎上を覚悟の上で書かせていただきました。

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富士吉田市教育委員会に物申す への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 2020年5月1日(金) | 不登校日記

  2. ピンバック: オンライン勉強会を始めてみました | としろぐ

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