今朝の富士山。
台風一過でいい天気。
でも、腰が痛いの治らない。
とりあえず、足を持ち上げなければ、日常生活はできるレベルなので、できることをやっていきます。
ストマジのFフォークオイル漏れの修理。
ま、オイルシールを交換すればいいんだけど、それがなかなか大変だ。
まずは、マニュアルの手順に従って車体にフォークをつけたまま、キャップを外して中に固定してあるパーツ(ホントはこれがキャップと言うらしい)を外すのですが・・・
左側はこんな感じ。
この黒いキャップはCクリップで止まっているので、棒などで奥に押し込んでいる間にCクリップを外します。
この時点で中のキャップが飛び出してきてスプリングが抜ける状態になるのですが。
右側がこんなんです。
めちゃくちゃサビてる。
これはフォーク購入時にわかっていたことで、リューターにスチールブラシをつけてサビを落としまくったのですが、それでもこの状態。
なんとか押し込んでCクリップを外すことはできました。
ですが、問題はここから。
中のキャップが出てこないんです。
外側から見て考えられる理由は、インナーチューブの内側のサビが出っぱってることでキャップが引っ掛かってる。
このままでは何もできないので、本当は両方のキャップを外してからにしたかったのですが、止むを得ずこの状態でフォークを外しました。
このあと、キャップを外すために、インナーチューブ内側を磨いたりして、半日かけてどうにか外すことができました。
キャップよりも奥側はあまりサビてはいなかったので、やはり入り口付近のサビが原因でしょう。
キャップとインナーチューブのクリアランスはギリギリですし。
ここまできたらスプリングを抜きます。
ヘタりもなくて、状態は良さそうです。
と、ここで昼になってしまったので、続きは午後から。
まずは、錆びている方の入り口付近のサビ。
このままではキャップの出し入れにかなり苦労するので、思い切って磨きました。
ここからは手が油まみれになるのでほとんど写真はありませんが、オイルシールを抜きます。
過去の経験から、圧力をかける装置を組み立てる。
まず、片方のフォークに入っているオイルをもう片方のフォークに入れて、オイルで満たしてから、キャップを入れてCクリップで止めます。
そして、上記の装置で圧力をかけるとオイルシールがむにゅ〜と出てくる仕組み。
なのですが、なかなか上手くいきません。
即席の装置なので、垂直に押すのが難しく、途中で倒れてしまうこと数回。
さらに、上手くいってかなり圧力をかけても全然むにゅ〜っとならないのです。
とりあえず、1本目は何度もチャレンジしてどうにか出すことができました。
ですが、2本目は全く動く気配がなく、最終的にはヒートガンで温めながらやったらどうにか出てきました。
この時点で夕方。
もうヘトヘトになってしまいました。
腰は痛いし。
でも、なんとか今日の目標であるオイルシール外しまでは行うことができました。
あとは必要なパーツを注文してから組み立てるだけです。
とりあえずここまでできてよかった。
最後に、この作業ではCクリップをつけたり外したりするので、どうせ新品交換すると思って、外したCクリップの端をわざと少し曲げておいて、取り外しがしやすいようにしておきました。
が、その状態で圧力をかけると、ちょっと曲げてあるCクリップがインナーチューブを傷つけてしまい、その傷によってキャップとのクリアランスがなくなってキャップが出てこなくなることがわかりました。
最終的にはその傷をリューターなどで削って平滑化すればキャップを取り出すことができましたが、もし同じようなことを考えている人がいたら、と思ってメモを残しておきます。