さらにやっちまった


今朝の富士山。

薄い雲があります。

広告

 

で、空もほんのり焼けました。

 

昨日はYB-1でやらかしてしまいましたが、今日はさらに大きくやらかしてしまいました。

では、昨日から今日までの作業を振り返ります。

 

今回最大の山場であるフロント周りですが、自分の中での計画は、

・フロントタイヤ交換

・フォークブーツ装着

・セパハン化

・タコメーター装着

ですが、フロント周りの構造を見てみると、タイヤ交換とフォークブーツは同時にできそうで、セパハン化に合わせて電装系をいじるタコメーターの装着をするのが効率的と思われます。

なので、とりあえずタイヤ交換だけでもやってみようと思い立ったのが昨日の午後。

まずはリアタイヤ交換の時と同様にジャッキアップして、フロント側を上げるために、シートにウェイトを載せます。

普段そんなにたくさんは使わないウェイトが役立った。

 

で、ブレーキのケーブルを外し、

 

スピードメーターのケーブルを外します。

スピードメーターのケーブルはゴムカバーを外して、ちょっとだけ出ているピンをラジオペンチでつまむと固定しているリングが外れるので、そのまま引っこ抜けました。

 

グリスだらけだったのでビニール袋で養生。

 

あとはアクスルシャフトを緩めれば簡単に外れました。リアよりも全然簡単です。

 

そのまま調子に乗ってタイヤ外し。

一度やっている作業だけにサクサクできました。

 

リムのサビはリアよりはマシでしたが、リア同様にクリームクレンザーで洗って6-66を塗布しておきました。

 

そして新しいタイヤに交換。

ちなみに、リアと同じM35シリーズですが、リアよりも少しだけ細めの純正サイズをチョイス。(構造上はリアと同じサイズを履くこともできるみたいですが私は純正派なので)

 

リアの時も思いましたが、フロントはさらに細いので、チューブのバルブをリムの穴に通すのが結構難しいです。

だんだんイライラしながら作業を進め、なんとかバルブを通してタイヤを入れていくと・・・

やっちゃいました。

無理やりタイヤを入れようとしてタイヤレバーでチューブも一緒に挟んでこじってしまった。

使用前にしてパンク。

チーン。

ガッカリしたのですが、もったいないので外したチューブを再利用してしまおうと思って、比較的良さそうなリアから外したチューブを入れることに。(チューブは前後同じサイズです)

こちらは使用済みのチューブだったこともあり、ゴムが馴染んでいてなんとなく作業が簡単だったような気がしたのですが・・・

タイヤを入れて空気を入れてみると、

シュー。

え?

これも穴あけちゃった?

こっちは自覚がなかったのですが、やっぱり使えませんでした。

と、ここまでが昨日の話。

すぐに新しいチューブを注文して、今日の午後くらいには到着予定だったので、それまでにフォークブーツをつけてみることにしました。

フォークブーツをつけるにはフォークを外す必要があります。

 

そのためにはフロントフェンダーを外す。

これは簡単。

ちなみにフェンダーの内側はサビサビでした。

こんなサビ落としてられないし、どうせすぐにまたサビそうなので、軽く洗って6-66のみ。(リアもこんなにサビてるんだろうけど、見ないことにします)

個人的にはメッキじゃなくて塗装で良いのでサビない樹脂製でいいんだけどな。

 

フロントフォークも比較的簡単に抜けました。

で、フロントフォークが入っていたサヤの部分(カラー)がありますが、上と下で別々のパーツです。

上はライトステーを兼ねていて、下はフロントフォークのカバーです。

この金属製のカバーを取ってゴム製のフォークブーツに替えたいという訳ですね。

ちなみに、現在YB-1専用のものは売っておらず、ネットで調べると結構いろんなものを代用しているみたいですので、私も一番安いのを。

 

で、下のカラーだけ外したいのですが、構造上どっちも外れてしまいます。

というか、ステムを外したのでもうバラバラです。

ライトはフォークで支えられていたので、フォークがないとおじぎします。

 

さて、外したフロントフォーク。

汚いしサビてるし。

 

オーバーホールは大変そうなので、とりあえずできることを。

バネはサビ取り名人に任せてみる。

 

あとはパーツクリーナーなどを使って拭き拭き。

右が拭いたあと。それでもサビサビ。

 

バネもそんなにキレイにはなりませんでした。

 

とりあえず組み立ててみる。(フォークブーツは通してあるだけです)

ちなみに、右のアウターチューブに貼って剥がしかけてあったステッカーはガチガチでキレイに剥がせなかったので、カッターで削り取りました。

跡が残っているのでステッカーでごまかそうかな。

 

そして組み上げていくのですが、ここからが非常に大変でした。

フォークを抜くのは簡単なのに入れるのが大変なんです。(本当は専用の工具を使えと書いてあるけど、そんなの持ってないから工夫でやろうとしたのが間違いなのか?)

下のカラーはないので、上のカラーを通してステムに固定しますが、フォークを伸ばした状態で、目一杯上まで上げなければステムまで届かないのですが、抵抗があるのでフォークが縮んでしまいます。

なので、無理やりフォークを伸ばした状態で押さえつけて持ち上げ、さらに長めのネジを固定する部分にちょっと通して、上からペンチで引っ張り上げ、一番高い位置にきたら、そのネジを本来のネジに交換する。

という感じなのですが、実は上のカラーがちょうどいい感じで邪魔になってなかなか上手くいきません。

実際に作業をした人にしかわからないことですが、とにかく作りが雑な感じで大変なんです。

力は使うしイライラするしで、なんとか右側を入れました。

で、締め付けすぎるとステムの自由度がなくなってしまうと考えて、ネジをあまり締めないようにして左側を入れてみました。

ネジを入れるのが大変だっただけに、両方入ったときにはちょっと嬉しい。

フォークブーツもサイズがイマイチですが、とりあえずカッコ的にはOKとしましょう。

 

それでは、ステムのネジを規定のトルクで締めていきます。

 

と、ここで右のネジ、締めても締めても回るんですけど・・・

 

もしかしてやっちゃた?

 

入れるのがとにかく大変だっただけに、抜くのは気が引けたけど、クルクル回っちゃうので仕方ない。

プライヤーで引っ張りながら回しました。

 

で、見事にナメてました。

チーン。

これはヤバいと思って、同じサイズのネジを買ってきてフォーク側に入れてみたけど入りませんよね、当然。

 

ってことで、この作業、これ以上先に進めません。

これから先どうしましょうか?

ヤフオクで中古のフォークを探すのが手っ取り早いかな?

そうなると、今日のフォーク拭き拭き作業は何だったんだろう・・・

今までセコセコで安く楽しんできたのにちょっと悔しい。

 

ちなみに、今回の失敗を振り返ると、初めての作業としては防ぎにくかったのではないかと感じます。

フォークの構造や入れるコツなどを知っている人がいれば、確認しながら作業ができたかと思うのですが、事前情報が足りませんでした。反省。

そしてもう一つ、この作業をやったからわかったことですが、上のカラーがなければ今回のような失敗はしません。

私の場合、セパハン化に伴い、どうせ上のカラーは使わないのがわかっていたにもかからわず、出来るだけ元に戻したい、という気持ちがありました。(ライトがブラブラになるのがなんとなくイヤだったので)

今後、フロントフォークが入手できたら、今度はセパハン化も合わせて一気に作業を進める方が得策なのではないかと思います。

で、意気消沈しながらも、その時のために最後に本日届いたチューブをつけます。

今回はバルブの通し方をネットで調べておいたのでバルブは比較的すんなり通りました。(タイヤに少し空気を入れて、バルブを入れたのと反対側のタイヤをレバーで持ち上げればすぐに入ります)

でも、タイヤを入れる時にはやはりレバーでチューブを一緒にこじらないようにするのが大変でした。

細いタイヤのほうが楽かと思っていましたが、細ければ細いなりに大変なこともあるんですね。

でも今日は穴を空けずに入ったみたいです。

空気も規定量バッチリです。

 

そして、作業場には片方しかフォークがついてないYB-1 FOURが鎮座。

動かせもしないから邪魔なんですけど。

 

 

【追記】

夜、ちょっと仕事の打ち合わせがあって帰宅時に月が出ていたので一応撮っておく。

広告

カテゴリー: バイク・車, 天体, 日記, 自然観察 タグ: , , , パーマリンク

さらにやっちまった への3件のフィードバック

  1. ムーミン のコメント:

    ネジ径がわかりませんが・・・
    タップキリとゆうやつがありますけど・・・
    ナメテしまったネジ山を治せます!

    • Hitoshi Oikawa のコメント:

      タップ切り、高校生の時にバイトでやってました。
      それも考えたのですが、構造的に難しいかお金がかかりそうなので、ヤフオクで頑張ります!

  2. ピンバック: Fフォーク大事件 | としろぐ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です