ファーストライト


今朝の富士山。

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はい、今日も未明から起きています。

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まずは昨日のことから。

注文してから恐ろしく早く届いた天体望遠鏡を開封・組み立て。

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といっても写真撮るのも面倒だし、そんなに難しい作業じゃないので・・・

 

架台(望遠鏡の世界では三脚ではなくて架台と書いてあることが多いです)を開封。

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本体開封。

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合体。

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終了。

 

一応スペックを書いておくと、

口径80mm、焦点距離1000mm、口径比12.5(F12.5)の屈折式望遠鏡で、「スコープテック」というややマイナーな国産メーカーの「のっぽさん」という商品です。(望遠鏡の勉強するとカメラのレンズのことも再確認できてよろしいですよ)

大手メーカーのように手広く展開しているわけではなく、子供達を含め初心者用の望遠鏡に力をいれており、国産にこだわった安くて質の良い商品を販売し、アフターフォローもしっかりしている(と思う)メーカーです。

私の人生初の望遠鏡もこちらで買いました。

今回は撮影もしたいという思いもあり、スーパーのっぽさんというもう少し焦点距離の長いのと迷いましたが、かなり手強そうなので無難なこっちにしました。

また、ほぼ同じ鏡筒で架台がチープな作りで汎用性(今後の拡張性)に乏しい架台との安いセットもありましたが、安定性の大切さは今までの経験からよくわかっているので、架台のしっかりした(といっても架台は大手メーカーのビクセンの中国製ですが)セットを選びました。(バラで買うと鏡筒と架台が同じくらいの値段みたいです)

 

で、組み立てたら覗きたくなりますので、とりあえず未明に起き出して庭で見てみました。

ウチの周りは他の建物もあって視界が開けているワケではないですがAM2:00過ぎに東の空を見ると冬の星座であるオリオン座が!

で、オリオン座の中にM42オリオン座大星雲というのがあって、冬になったら見てみていし撮りたいと思っていたところだったので早速見てみました。

ちなみに新しい望遠鏡で初めて星を見ることをファーストライトと呼ぶらしいです。(工場では実際に星に向けてのテストはしないんだそうです)

なので、私のファーストライトはM42オリオン座大星雲。

 

「見えました!」

 

初心者なので最も低倍率で見てみたのですが、しっかりと星雲が見えるではありませんか!

 

ん?

 

これってもしかして撮れないか?

と思って、夜中にゴソゴソとハヤブサと一眼レフカメラを持ち出してセッティング。(望遠鏡にカメラをつけての撮影ももちろん考えているのですが、そのパーツは注文中でまだ手元にないし、そもそも望遠鏡を載せられるような赤道儀なんか持ってないし)

すると、なんと!

死角になっていると思い込んでいた北極星も見えるじゃん。

これなら庭でハヤブサ使えるのでもっと気軽に撮影が楽しめます。

なんで今まで気づかなかったんだろ。

 

で、急遽燃えてきて撮影。

D5300+シグマ50mmでノートリミング。(f/2、16s、ISO400)

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ほぼ画面いっぱいにオリオン座ですがわかります?

そして中央右寄りにモヤっとしているのがM42オリオン座大星雲です。

 

かなりウレシイ♪

 

調子に乗って前日金星を撮影したV1+コ・ボーグでもっと大きく写そうとトライしましたが、焦点距離が長いのでブレブレでした。

チーン。

なので、上の写真を100%にクロップ。

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望遠鏡のファーストライトの予定が撮影になっちゃいましたが、結構撮れそうなことがわかったのでもっと美しい写真が撮れるようにいろいろと考えます。

 

それにしても楽しいッス。

誰か一緒に天体観測しませんか?

 

で、そのまま眠れずに朝を迎えました。

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