今日は朝から雨で富士山も見えませんでした。
が、昼ごろには雨が上がり、浅間神社で行われる開山御神火大祭を見にいってみました。
開山御神火大祭とは、富士講の教えを説く「扶桑(ふそう)教」による世界の平和や今シーズンの富士登山の安全を祈願するお祭りで、説明してくれた人によれば、いわゆる「山開き」のようなものらしい。
ただ、富士登山の一般的な(登山可能になる)山開きは7月に入ってからなので、このお祭りは儀式的な感じなのでしょう。
ちなみに、従来は東京都世田谷区の扶桑教本部で行われていたようですが、2013年からは富士吉田市上吉田の扶桑教元祠(げんし)、浅間神社行われるようになったようです。
つまり浅間神社での歴史は浅いわけですな。
ま、詳しいことはよくわかりませんが・・・
弓矢を使ってみたり、
なんかよくわからない儀式のあとに、中央にある木を組んだようなモノに火をつけます。
煙がすごい。
しばらくすると本格的に燃え始めます。
そしたらお経みたいなのを唱えながら、次々に御札みたいなのを火で清める?感じなことをしていました。(元々置いてある以外は御札を燃やしているわけではありません)
かなりの数の御札があるようで、何度も何度も繰り返して結構大変そうでした。
ひとしきり終わるとみんなでお経みたいなのを唱えます。
そして参列者の方々が輪に入ってお祓いをしてもらって終了。
キャンプファイヤーとフォークダンスを思い出しました。
ちなみにこれが山開きと書きましたが、山じまいのお祭りがかの有名な「吉田の火祭り」です。
どうやら富士山は「火」が好きらしい。
で、帰ってくる頃には富士山も顔を出しました。
宗教としては、明治になってからの富士山信仰神道系でしょうか。分派もあったような気がします。
木花之佐久夜毘売は山の神(大山津見神)の娘で、祭神とする神社は他にもありますが、浅間神社系では、富士山の噴火を鎮めるための水の神でもあるようですね。
こういう話には食いついてしまう・・・
私にはさっぱりですが、水っぽい感じはないですけど。