今日の午前中には下山して実家に戻ってきました。
で、今回の富士登山を簡単にまとめてみます。
9月1日午前中に沖縄を出発し、実家の富士吉田に着いたのが夕方、そこから富士スバルラインを自走して五合目の「雲上閣」でクライアントさんと待ち合わせ。
今年リニューアルした雲上閣は男女別の新しいカプセルホテルができておりました。(後から聞いた料金は1泊7,000円程度だそうです)
今までの富士登山イメージからはガラリと変わってかなりオシャレで現代的です。
が、人それぞれ出発時刻は異なるので、個室とは言えゴソゴソと音が聞こえるので熟睡はできませんでした。
我々は翌朝6時にちょっと撮影をしてから山頂を目指して出発。
前日までの雨とは打って変わって快晴。
眼下に山中湖を見ながら頂上を目指します。
八合目あたりからは雲海が広がってきました。
そして登頂。
吉田口登山道のゴールです。
なんて簡単に書きましたが、実は今回パノラマ撮影機材などを背負っていったのですが、約15kgくらいあり、しかもバックパックのフィット感が長時間だと気になってしまい、かなり足(太もも)に負担がかかって、休み休みゆっくりの登山で頂上まで6.5時間かかりました。(ダイバー的にイメージすると8ℓのアルミタンクを背負って、砂浜とホーシューのような岩場のある場所を6時間以上歩く感じ?)
加齢による体力不足も多いに感じ、子供のころに登った時の印象とはかなり異なりました。
そして、疲れてはいましたが、天気がいいので根性を出してそのまま撮影をしながら御鉢巡りをしてきました。
噴火口には雪が残ってます。
日本で最も高い3776mの剣ケ峰にも行ってきました。
左上が剣ケ峰、右下は残雪です。
ヘトヘトになりながら、この日の宿泊は山頂の「扇屋」。
寝袋で雑魚寝です。(1食付きで7,000円)
ちなみに、男女は全く関係なくグループごとに並んでいきます。
この日の宿泊ゲストは全部で4名でした。
そして、消灯が19時、起床が3:30です!
なぜかというと、3:30には宿泊者全員が起こされ、夜中のうちに登山してきた方々の休憩所となるからです。(ま、やはりほとんど寝れません)
結局この時間から外で待っていた登山者がひっきりなしに数百名は入ってきたと思います。
なにか注文しないと中では休憩できないので、丸儲けですな。
ちなみに、ちょっと富士山価格を紹介すると、7,8合目ではトイレ使用料が200円ですが、山頂では300円(宿泊者は無料)、カップルードルは7,8合目では500円ですが、山頂では700円など、標高が高いほど料金も上がります。(当たり前ですな)
なにかとエクスペンシブな山頂ですが、夜中にトイレに行ったら、トイレの中で外人が数名寝ていてかなり驚きました。(3:30に起こされて7,000円は外国人にも高いと感じるのでしょう)
前日のうちにパノラマはいい感じに撮れた(ハズな)ので、翌日は御来光を撮影して下山です。
3:30に起こされたまま、日の出(5時すぎ)までなにもすることがなく寝ることもできずにかなりもったいない時間でしたが、御来光は最高でした。
振り返るとこんな感じ。
で、とにかく寒い。
氷点下ではないかと思っていたら、つららが出来てました。
そして7過ぎには下山開始。
個人的には下山の方が膝に負担がかかるので嫌いです。
案の定、重い荷物を背負っているので膝がガクガクで何度か転びそうになりながら五合目まで戻ってきました。
下山の所要時間は3時間弱程度と、かなりハイペースでしたが、それは我々がこの日下山のみだからです。(普通の人は八合目くらいから登頂してそのまま下山するので、下山する前にすでに疲労が蓄積されています)
まあそれでも私の膝は笑っていましたけど。
最後に今回の荷物。
15kgってそんなに重くはないのかもしれませんが、年齢的にも今後はもう少し装備やパッキングを考えないとダメなのではないかと感じました。
ま、とにかく大きな怪我もなく、天気にも恵まれて楽しいロケになりました。
あ、でも山頂付近では周期的に頭痛に見舞われましたが、軽い高山病でしょうかね?(下山すると治りましたので)
明日は筋肉痛かもしれませんが、電車の写真などを撮ってきます。
15kgを背負って とは凄いです。イメージ的には8kのタンク背負って砂辺からホーシュウ、、、て凄すぎませんか?昔の真栄田を10往復とかサイパン グロットを ウサギ跳びとかですかね。富士山価格も仕方ないでしょう。商品の仕入れはヘリ?人力?私なら納得価格の範疇ですが。
自分の体力がないだけですけど・・・
富士山の仕入れはブルドーザーです。
価格には私も納得ですよ。
是非いつか登ってみて下さい。
ブルドーザーですかぁ、知りませんでした。と言う事は 仕入時に それに乗って行けば富士山に登れるんですね。うん 登りに行こうっと。