今朝の富士山。
ちょっと寝坊。
朝のうちは少し雲があったけど、どんどん晴れてきた。
今日は暖かくて穏やかな一日でした。
が、バイクに乗る余裕はなく、とりあえず昨日のトラブルをチェックしてみます。
症状としては、走行中に気づいたらタコメーターが動かない(パネルも光らない)状態になってまして。
その後、よく見るとスピードメーターやインジケーターランプ、ウインカーなども点かないけどエンジンだけは回ってました。
ジョルカブの時にこんなようなことがあり、ヒューズが切れたかも?と考えてエンジンを切らずにそのまま帰宅。
というか、家のすぐ近くだったので助かった。
という感じです。
帰宅後はエンジンを停止して、その後再びスタートボタンを押しても何も反応なし。
やっぱりヒューズが切れたかな?
と考えて昨日は終了。
今朝はまず、セロー225のエンジン(および発電系統)にSDRの電装パーツ(灯火類)をつけたことで、ヒューズが飛ぶほど電流が流れる可能性があるのかを机上計算してみました。
ちょっと電力量が不明なパーツもありましたが、全てのLEDを点けたとして、及川計算では108Wほど。
これに12Vの電圧がかかるので9Aの電流が流れる計算。
もちろん、例えばウインカーが4つ同時に点灯するようなことはないのでこれよりも少なくなる見込みです。
ヒューズは15Aのものが入っていますので、配線に問題がなければ過電流になることはない。
でも実際にはヒューズが飛んだと考えると、どこかに配線のトラブルが発生しているのではないかと考え、早速チェック。
ヒューズをチェックするにはタンクを外さなければなりません。
面倒だけど仕方なし。
どうにか外してチェックしてみたら、ヒューズ飛んでない!?
どういうことかと思って他の部分をチェック。
配線類も焦げたりしたような形跡はありませんが、バッテリーがなぜか濡れてます?
さておかしい、と思ってゴムシートを外してみると・・・
OMG!
バッテリーが膨張しているではありませんか!
そして膨張しすぎて少し中の溶液(希硫酸だと思いますが、ジェルバッテリーなので他の成分も入っているかも?)が漏れてます!
こりゃヤバイと思ってすぐにバッテリーを外す。
下のアルミプレートにも液が着いた形跡がありました。
幸いなことに三角ボックスの中には漏れてはいなかったようです。
アルミプレートの下に貼ってあった耐熱シートが吸収してくれた感じで、プレートはよく洗って乾かしておきました。
っていうか、爆発とかしないで良かった。
ここから少しネットで調べまして。
レギュレーターが故障して過充電になりバッテリーが膨らむことがあるそうな。
まずこれが一番怪しいと思いましたが、もう少し深く調べていくと、純正よりも小型のバッテリーにすることで容量オーバーとなりバッテリーが破裂する場合もあると。
うーん、このSDRはバッテリーを小型のもの(50ccクラス)に変えてるからなぁ。
ってことで、どっちも怪しいので対策を考えることに。
こればかりはしっかりと対策しないと怖いですからね。
ってことで、今日のところは対策について情報収集をして必要なモノを注文。
と言っても、今のレギュレーターとバッテリーは使えない前提で注文しておきましたけど。
その後、今回のようなことが再発した時のため、ヒューズがついているリレーの向きを変えて取り付けられるように小改造をしました。
これならタンクを外さなくてもヒューズのチェックは可能です。
そしてレギュレータを取り外しておく。
このレギュレータ、ヤマハ車では多く使われているようで互換製品もたくさん出回っております。
純正はお高いのでとりあえず互換製品で行くつもりですが、ネットで調べてもイマイチ故障かどうかのチェックの仕方がわからない。
バッテリーにつないでエンジンかけた状態でのチェック方法はわかりますが、すでにバッテリーが死んでいるのでそれもできず。
でも、タコメーターの電圧計ではちゃんと機能していたと思ってたんですけどね。
回転数を上げると充電電圧がオーバー(16V以上)になっているかは、ちゃんとチェックしてないです。
というか、走っている時には文字が小さすぎて老眼では見えないのです。
静止状態でもっと回転数を上げてチェックしておけば、レギュレーターの問題かバッテリーの問題か切り分けられたと思うのですが・・・
あとの祭り。
さて、どうするか?
CBR400RRで一度経験があります。
やはりレギュレータ故障による過充電でした。
液沸騰して変な匂いと、ピーって音も鳴ってました。
やっぱりそういうことあるんですね。
ネット調べだと、レギュレーターの故障で充電されないパターンの方が多いような感じでしたけど。
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