キャブレターのOH(途中まで)


今日の富士山。

朝から雨だったけど、夕方になって少し見えた。

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今日は朝から雨でして、家にこもってキャブレターのOHをしてました。

まずは作業前。

バラして戻せなくなった時のために、チューブの取り回しの写真を取っておく。


Vツインなのでファンネルの配置が三次元的でカッコいい。

ちなみに、画面左下が進行方向。(たぶん)


ファンネルをバラしてから長さが違うことに気づく。

どっちがどっちだ?

ま、いっか。


キャブレターだけになりました。

手前のプレートで二つのキャブレターを繋いで同時に動くようにしているみたいです。


割りピンのワッシャーの順番が気になったのでバラす前に写真を撮っておく。


キャブレター分離。

ちなみに、スパーダの場合、後ろ側のキャブレターとスロットルが繋がっていて、前側のエンジンは後ろに同調させているようです。

そして、後ろ側のエンジンを1番、前側を2番としています。


ってことで、1番のキャブレターからバラします。(同時にやって戻せなくなると困るので、2番はそのままキープ)

めちゃくちゃな状態になっているかと予想していましたが、予想外にキレイでした。

汚れがよく落ちると評判のヤマハキャブレタークリーナー(泡タイプ)をかけてしばらく放置。

 


その後はしっかりと洗ってから、パーツクリーナーでもう一度キレイに。


組み立てていきます。

サービスマニュアルを見ながらやればそんなに難しいことはありませんが、前後のキャブレターで若干形が違ったりするので注意しながら組み立てる。

気になった点として、フロートを通すピンが少しボコボコしているのと、そのピンを通す穴の周りも傷がありました。

誰かいじったのかな?


あと、スロージェットも少しこじった跡があるような・・・


それ以外は大きく気になることもなく、組み立てることができました。

Oリングは状態を見てから交換するか考えようと思ってましたが、とりあえず1番の方は使えそうなので、一旦そのまま使います。

で、完成。

見てわかると思うけど、左が1番、右が2番です。


思ったよりも順調にいったので、2番の作業をします。


中の状態は1番と同じくらい。

ただし、フロートのピンは引っかかって抜けない。

ので、ペンチで引っ張りながらどうにか抜きました。

使えなくなってしまうかも、と思いましたが、その後ヤスリでピンのバリを削って入れることができました。

でも、なんか1番に比べて太くて長いような気もして、もしかして別のピンが入っていたんじゃないかと思いました。

1番では、こじった跡があったスロージェットですが、2番はこじった跡がある上に詰まってました。

針とクリーナーで詰まりは解消されましたけど。

あ、あとOリングはガビガビで千切れました。

まあ、ここは交換した方が良いと思っていたので、1,2番ともOリングは新品にします。(ここでケチってガソリンが漏れてエンジンにかかってしまうのは避けたいですからね)


そして、2番ではダイヤフラムが少しだけヒビ割れていました。(右側の出っ張りの横)

さすがにこれは交換したいと思ったのですが、Oリングと一緒に純正パーツを注文しようとしたら、まさかの廃盤になってました。(ちなみに1個5000円くらい)

ゴム用のボンドで修復しようかとも思いましたが、ヤフオクで5000円くらいでキャブレターが丸ごと買えそうなので、ギャンブルではありますが、狙います。

そうすれば、気になっていたスロージェットやフロートピンも良い方を使うことができるかと思って。

まあ30年も前のモノなので、このくらいの問題は出てきて当然。

どんどん乗り越えていくしかないですな。

ちなみに、キャブレターは新品も出品されてます。高いけど。

というわけで、とりあえずパーツがバラバラにならないように2番も組み立てておきました。


バイクに付ける時はこんな向きになる。

あとはオークションで当たりを引くことに期待します。

ってことで、キャブレターのOHはこの時点で一旦保留です。

難しいと思っていたけど、なんとかなりそうな気がしてきました。

あとは2つを接続して、同調させればOK。

・・・なハズ。

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カテゴリー: バイク・車, 日記 タグ: パーマリンク

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