昨晩は梅雨の合間となり、夜も雲があまりなかったのでここぞとばかりに月の観察をしてみました。(6月12日の夜です)
前回は15倍のフィールドスコープを使ったので、今回は35倍の望遠鏡にトライ。
ちなみに望遠鏡の倍率とは、例えば15倍なら1/15の距離に近づいた時に見える視野になるそうです。(ズームレンズの倍率とは無関係ですよ)
なので当然倍率の高い方が大きく見えますが・・・
確かに35倍の方が大きく見えます。
ただし、今回の月齢は14.3、つまりほぼ満月です。(本当の満月は今日(13日))
なので、前回ほどの立体感がなく、大きくは見えるけどインパクトには欠ける感じでした。
そして、情けないことに写真が全然撮れません。
視野としては35倍で月を見ると接眼レンズを覗いた視野いっぱいに月が入ります。
前回と全く同じ条件でコンデジをテレ側にセットすると大きく見え過ぎて画面から月がはみ出ます。
そして、視野が狭くなりすぎてほんのちょっと触っただけでブレブレになってしまい、全くピント合わせができません。
たくさん撮った中で最もマシなのでコレ↓
ヘボすぎてすみません。
まあ、観察自体は子供と一緒に大きな月を見れたのでよしとしますが。
で、子供が寝てからまた一人練習。
実は今月は土星の観察がしやすいということで楽しみにしておりました。
iPhoneの星座アプリ(結構人気らしく、実際に非常に使いやすいです)で場所を確認してなんとか視野に入れてみました・・・
ん?
なんとなく土星の輪っぽい感じに見えなくもないような気がしないでもない感じです。
というのも、この望遠鏡ではかなり小さくしか見えないことと、どうやらメガネをしていることで望遠鏡が覗きにくいみたいです。
また、乱視も入っているので、「なんとな〜く」しか見えないんですよね。
で、写真を撮ってみようと思ったのですが、あまりにも小さすぎてAFが全く効きません。
MFに切り替えてみてもどこにもピント合わないし・・・
結局諦めざるを得ませんでした。
後にいろいとと考えたのですが・・・
・周囲がもっと暗い場所ならもう少し見やすいのではないか?
・ちゃんと椅子などに座って見やすい環境を作る必要がある
・カメラのピントが合わないのは、実は望遠鏡で見ている時に既にピントが会ってないのではないか?(先述の通り、元々良く見えなかったので)
などの反省点が考えられます。
なので、次のチャンスにはもっとしっかり観察したいと思います。
といっても、もう梅雨に戻ってるし、土星が見やすいのは今月くらいがベストらしいし、天体観察ってなかなか難しいんですね。