同定に迷ったので備忘録的に書いておきます。
この木は毎日通る道に街路樹として植えられていて、毎年この時期になるといい香りがするので気になってはいました。
なので、今回写真を撮って記事にしようと思ったのですが、沖縄の植物図鑑やネットでみると花の感じからネズミモチ(もくせい科)かチシャノキ(むらさき科)のどちらかに見えます。
見た感じと香りからネズミモチではないかと思ったのですが、ネズミモチはあまり高くならないようなことが書いてあるのに対し、チシャノキは真っすぐ高く伸び、街路樹にされるとあるので、悩みました。
で、よく調べてみると葉の付き方に特徴があるらしく、もう一度観察してきました。
対生(向かい合って付く)で、一番先の葉だけは1枚中央にあり「奇数羽状複葉」と言うそうです。(チシャノキは互生)
ネズミモチはこのように葉を付けるということで、ネズミモチであると同定しました。
さらに!
「種子は炒るとコーヒーの代用になる」と書いてありました。
チャンスがあれば試してみたいです。
う〜ん、植物も面白いけどわからないことだらけです。
まず「何の仲間か?」くらいはすぐに見分けられるようになりたいですね。
→友人から、ネズミモチの葉はもっと厚みがあり、シマトネリコではないかと教えてもらいました。ネズミモチとシマトネリコは種子が全く異なるので今後種子が付けば確実にわかると思います。
撮影場所:沖縄県 那覇市 真嘉比 街路樹
撮影日:2014年5月15日
DR-LC140515-2765
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