ついに対応!


というか、もうかなり前に知ってましたけど、なんとなく記事にするタイミングを逸してしまったので、今さらながらですが・・・

水中パノラマを製作するにあたって「SILKYPIX Marine Photography」という現像ソフトを使っているのですが、ストロボを使わないで撮った写真でも色の再現がある程度可能になるというソフトです。

ただ、今まで一眼レフやミラーレスなどの中から、水中ハウジングが発売されているような機種にのみ対応していました。(原則としてRAW記録が可能な機種)

せっかく便利な機能なので、RAWで記録できるコンデジにも対応してくれれば、ガイドの時に外部ストロボを付けないカメラ(外部ストロボを付けるとカメラが巨大になってしまうんです)でも後から色を再現できるのに、と思ってメーカーに問い合わせたこともありました。

で、少し前にメールがきて、嬉しいことにキャノンのパワーショットシリーズに対応したとのこと。(私が使っている中ではS90とS120に対応してます)

これでノーストロボ(コンパクトな機材)でブログ用の写真なんかが撮れればかなり楽になるかも、と思って早速テストしました。(というか、対応した時点でテストしてみた結果です)

 

まずは、撮って出し。(S120で撮影)

140811a

 

で、ソフトで暖色系の色を持ち上げてみました。

140811b

クマノミの赤味が再現されましたね。(地味に見えるかもしれませんが、ストロボ光なしで撮影した後でここまで再現できるのって意外とスゴいと思います)

ストロボを使わないのでハレーションも抑えられます。

と、まあそれなりには使えるのですが、RAWデータから色味を調整しながら現像するというのが意外と面倒だし時間がかかります。(水深が異なるとバッチ処理では多分うまくいかないので、1枚1枚確認しながらの作業になると思われます)

結局一番楽なのは現場で使える写真を撮ってくることに落ち着きそうですが、これはこれで様々な場面で使えると思うので、やっぱりコンデジに対応してくれたのは有難いですな。

 

広告

カテゴリー: モノ, 撮影, 日記 タグ: パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です