後(のち)の十三夜


昨晩の月はネット上でいろいろと騒がれていましたが、例に漏れず私もミラクルムーンとやらを見ました(撮りました)。

DR-141105-0825

こんな時のニコン1は非常に便利ですな。

さて、私もネットでのにわか知識なので正確ではないかと思いますが、せっかくなのでちょっとまとめてみました。(面倒な方はこの先読まなくてもヨシ)

 

太陰暦「旧暦」(月の満ち欠けの周期を1ヶ月とする、太陽太陰暦とも言うらしい)と太陽暦「新暦」(地球が太陽の周りを回る周期を元にする)のズレを補正するのが3年に一度ある閏月(閏年ではない)だそうです。

昔の人は旧暦の8月15日(今年の新暦では9月8日)の満月を十五夜(中秋の名月)と言ってお祝い(飲む口実だと思うけど)したそうです。

そして旧暦の9月13日(今年の新暦では10月6日)の月を十三夜と言って、これまたお祝い(こちらは日本だけだそうです)したそうです。

ちなみにどちから一方だけのイベントだと片月見と呼び、嫌われていたらしい。

まあ、とにかく昔の人は(今の人も)何かにつけて飲みたいらしい。

 

と、ここまでが例年行事ですが、今年は太陽暦と太陰暦のズレを3年に一度調整をする閏月が「たまたま」9月にあるそうで、つまり9月が2回あるそうです。(旧暦ですよ)

そのためもう一度9月13日(今年の新暦では11月5日、昨日のことですね)が訪れるので、これを「後(のち)の十三夜」と言うそうな。

この閏9月が171年ぶりだそうで、ミラクルムーンと呼ばれるようです。(171年前にはミラクルという言葉は使ってなかったと思うけど)

まあ、とにかく月が美しいので飲もうじゃないか、と言う事なんでしょうか?

でもね、同じ原理が働くなら、後の十五夜ってのがあると思うのですが、それはいつでどんだけミラクルなんでしょう、と余計な疑問を持ってしまいますが、とにかく昨晩は171年ぶりのミラクルなので単純に娘と一緒に楽しみました。(飲んではいません)

空気も澄んでいて本当に美しく見えました(撮れました)よ。

そして次に訪れる「後の十三夜」は2109年だそうで、それまで生きられるかな・・・

広告

カテゴリー: 天体, 撮影, 日記, 自然観察 パーマリンク

後(のち)の十三夜 への3件のフィードバック

  1. 福岡in福岡 のコメント:

    僕も見ましたが、昨日の月よりスーパームーンの方がが感激しましたが、感覚が異常なのだろうか?

  2. 福岡in福岡 のコメント:

    ですよねぇ、「ミラクル」とか言うので月の裏側が見えるとか、高速回転しだすとかなら分かるけど、「ミラクル」の使い方がおかしい。百何十年に1回は そう言う事になるのだから「奇蹟」ではないですね。日本語の「後の十三夜」は なんて風情がある言葉でしょう。

Hitoshi Oikawa へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です